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空気線図プロッタを使用したリアルタイム観測システムの構築

システム構成イメージ図

システム構成のイメージ図は上図をご覧ください。
○前提
・IEEE1888テストサーバを使用
・インターネットに接続可能なWindowsPCがあること

○必要な知識
・Arduinoを使用した簡単なマイコンプログラミングができる
・C言語をコードを多少改造できるレベルは知っている
・Visual C#をコードを多少改造できるレベルは知っている

○必要な物
①AM2302温湿度センサを2個取り付けたIEEE1888学習キット
②空気線図プロッタ
③IEEE1888サーバデータ取得.exe
以上3つを揃えればシステムを構築できます。

―ダウンロードファイル・リンク一覧―
1.空気線図プロッタ Ver1.0 空気線図プロッタ
2.IEEE1888サーバデータ取得.exe ieee1888server_data_get.zip (当HPで配布しています)
3.テスト用のソースコード ieee1888ArduinoCode.zip (当HPで配布しています)
4.AM2302用ライブラリ(次のリンクの「File:Humidity Temperature Sensor pro.zip」をダウンロード) Grove - Temperature and Humidity Sensor Pro

※「IEEE1888学習キット」を手に入れていないけど空気線図プロッタの動作を見てみたい場合は
以下のツールをお使いください。
使い方は「空気線図プロッタ.exe」と同じ階層に「IEEE1888サーバデータ取得.exe」をコピーするだけです。
IEEE1888サーバデータ取得.exe(テスト信号発生用) ieee1888server_data_get_test_signal.zip (当HPで配布しています)


―システム構築方法―
①IEEE1888学習キット側での作業
AM2302取り付け方
AM2302温湿度センサを上図のように取り付けます。

その後IEEE1888学習キットのマイコンプログラミングを行います。
ここで必要なものが上記「ダウンロードファイル・リンク一覧」の3.と4.です

まず、3.のAM2302用ライブラリをArduinoに登録します。
(Arduinoのインストールやライブラリの登録方法、使い方などは別の資料や解説に譲ります)
次に、4.を解凍するとテキストファイルがありますので、その中身のコードを全部コピーしてArduino上で
コンパイルし、マイコンボードに書き込みます。

これでIEEE1888学習キット側での作業は終わりです。


②空気線図プロッタをダウンロード
上記「ダウンロードファイル・リンク一覧」からアプリケーションをダウンロードし、インストールします。
(詳細はDLファイル内の取扱説明書に記載)

③IEEE1888サーバデータ取得をダウンロード
上記「ダウンロードファイル・リンク一覧」からアプリケーションをダウンロードし、空気線図プロッタ内にインストールします。
(詳細はDLファイル内の取扱説明書に記載)
最終的に、空気線図プロッタのフォルダ内が以下の構成になっていればOKです。
空気線図プロッタシステムファイル構成


ここまで終わって、空気線図プロッタを起動すると
下図のような、空気線図上でリアルタイムに温湿度データが
表示される環境ができます。
空気線図プロッタ画面例

2016/08/25(Thu) 記

(C)2016 Iseba's Labo